E-M1MarkⅡ初撮影
昨日届いたE-M1MarkⅡの初のお出かけ撮影である。
場所は、御殿場時之栖。今の時期はイルミネーションをやっている。レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO1本。
昼時の12:00過ぎに現地に到着。
駐車場もガラ空きであった。お腹が空いていたので、バイキングレストランへ直行する。
レストランではE-M1MarkⅡはザックにしまう。まだ汚れたらやだからね。
下の写真はiPhone6plusで撮影したものです。
御殿場時之栖のバイキングは、御殿場高原ビールというレストラン系列である。
味はなかなかで、ホテルのバイキングみたい。だが、ステーキだけはイマイチ。
バイキングは、好きなものがたらふく食べられるわけだが、好きなものを食べてお腹がいっぱいになっても、まだ食べたくて、でもお腹がいっぱいだから食べられなくて…と好きなもので腹一杯なのに、欲求不満というジレンマが生じる。
食べた後は少し散歩をした。富士山が多少綺麗だったので撮影してみた。
やっぱり100mmは大きく写るなあ。F10のSS1/500、ISO200である。
イルミネーションの会場。昼間だと舞台裏を見ているようでやや興ざめ。
散歩が終わってもイルミネーションまで時間があるので車に戻って一休み。
時之栖は入園料や駐車場料金というものがないのでありがたい。つまり、車で出かけてしまってまた戻ってもいいのだが、イルミネーションの時間が近づくにつれ、駐車場も混みだす。
この日の日没は16:40くらい。16:00過ぎから用意をして再度入園する。
始めは明るかったが、日が落ちれば徐々に暗くなり、イルミネーションが輝き出す。
昼間興ざめだった会場もまばゆいばかりである。人も大混雑である。上の写真はF4.0、SS1/160、ISO200である。
E-M1MarkⅡの本領を発揮し出したのが、この辺から。
ISOは200固定にしたため、F4.0でSSは1/10である。拡大すると分かるが、十字架の下の「御殿場高原教会」の文字がはっきり読める。手ぶれ補正がすごい。
こちらのSSは何と0.77秒である。勿論手持ち撮影。写真としては手前のイルミネーションが白飛びしてしまっていて残念な写真であるが、手ぶれ補正がすごいので載せた。
ISO固定でずっと撮影していたので高感度撮影はしていないものの、静物の風景写真を撮るにはこの手ぶれ補正はものすごい恩恵であることが分かる。
イルミネーションの輝点が目に映るようには撮れなかったり、色の出し方が難しくホワイトバランスをいろいろ変えたりして撮影した。この辺はもっと写真を勉強しつつ、カメラにも慣れていく必要がある。
このE-M1MarkⅡは、AF合焦速度、動体撮影でのAF追従性、連写性能が取りざたされて評判になっているが、静物撮影でも手持ち撮影なら圧倒的な手ぶれ補正でISOが上がりすぎるのを押さえ、三脚があればハイレゾ撮影で高画質な写真を残せるというバランスを方向性として示したカメラと言える。このカメラで難しいのはISO6400以上が求められる暗所での動体撮影だけである。
何より、撮影していて楽しかった。買って良かったと思う。もっともっといい写真を撮れるようになりたいし、腕を磨けば撮れるようになるカメラに違いない、と思わせるカメラであった。