forestline’s blog

山にはまったダイバーのブログです。

山飯(その1)

私たちは、山飯と言ってもカップラーメン持参でそれを食べる、というのが今まで多くて、せいぜい、煮込みラーメンと野菜をゆでて食べるくらいです。

その昔、バイクでツーリングをしていたときには、テン泊でコッフェルで白飯を炊いてカレーを作ったりしていましたが、荷物が制限される登山では、やったことがありません。

カップラーメンも飽きてきたので、以前焼岳に行ったときにフリーズドライに挑戦してみたのですが、美味しい!にはイマイチでした。が、今や山ショップ以外の普通のスーパーや無印良品にもフリーズドライの食品が売っていて、美味しそうです。で、私たちの荷物をできるだけ軽くして食器の洗浄もほぼしないで済むようにという山スタイルの中で、フリーズドライがどれだけ有用性があるのか、極めて個人的で主観的な観点から調べてみたいと思います。

 

 

 

尾西の白米+アマノフーズ牛とじ丼

 

 

アルファ米の白米は、尾西食品のほか、サタケやアルファー食品の安心米などがありますが、尾西の白米を選んでみました。

作り方はどれも似たようなもので、封を開けてスプーンとシリカゲルを取り出し、熱湯か 水を入れて戻す、という方法。この時に熱湯等を入れたらよくかき混ぜるのがポイントです。

水は袋の内側に線が書いてあり、そこまで入れる形です。

今回は熱湯を入れて20分待って、さて、できあがりですが、米粒に不自然な透明感があるのと、味的にやや古米を食べてる感があります。また、お湯を入れたときに、かき混ぜるのを失念したため、上部のお米がおそらくお湯にちゃんと浸ってなかったのでしょう、固いまま残っていました。また、逆に下方のお米は少しびしゃびしゃ感があります。

 

一方、アマノの牛とじ丼は袋の中の固形物に熱湯をかけて30秒でできあがります。できあがったら、よくかき混ぜて、アルファ米の袋に投入し、混ぜていただきました。

味は、結構行けました。家飯でこれだけの味なら、山飯ならかなりいけそうです。尾西アルファ米は一袋で小ぶりの茶碗2杯分ということで、若干、牛とじが足りない感じでしたが、ま、何とか及第点だと思いました。

 

ただし、牛とじはご飯とは別に作ることが必要になるので、何かしらの容器に入れて熱湯で戻さないといけませんが、ジップロックを使うといいと思いました。(見た目は多分最高に悪そうですが)使ったジップロックはごみ入れ用にするといいでしょう。

 

 

 

尾西の白米+アマノフーズ畑のカレー

 

 

 

次は、カレーです。作り方は牛とじ丼と同じになります。お湯を入れてからできあがりまでの時間は60秒と牛とじ丼よりも長いですが。

さて、味ですが、こちらの方が美味しかったです。カレーの強さがアルファ米の個性を緩和させている感じですね。全然山飯としてOKだと思いました。相方も、こちらの方がお勧めと言っていました。

 

 

無印良品 はるさめ入りトムヤムクン

 

 

次は無印良品のはるさめ入りトムヤムクンです。フリーズドライですから、これも牛とじ丼やカレーと同じく、カップに入れてお湯で戻すタイプです。さて、実際に作ってみると・・・

 

 

袋の写真と全く違うものができあがりました。

 

確かにトムヤムクンの味ですし、春雨も短いのが少し入っています。美味しかったです。

が。。写真盛りすぎでしょう?

というわけで、こちらでは登山において食事腹の足しにはならないです。また、寒い中、熱々のスープを飲みたい、といっても、恐らくできあがり量が少ないので、熱量を確保するには不十分ですし、たちまち冷めてしまうように思います。あくまでも家ご飯でのサイドメニューですね。