2019年13座目 谷川岳
9月7日土曜日、職場の仲間と谷川岳に行ってきました。
自分としては谷川岳は2度目になります。
天神平~熊穴沢避難小屋
谷川岳ロープウェイの駐車場に着いたのは6:30頃。案内されたのは2Fでした。ここで朝食を食べて支度をし、ロープウェイに向かいます。
この日のメンバーは、S君、Kさん、Sさんの3人です。みんな初谷川岳です。
谷川岳のロープウェイはゴンドラに近い形で、あまり待たずに乗ることができるのがいいですね。
天神平に到着しました。右奥に見えるのが谷川岳ですね。
午前8時、登山開始です。最初はゆっくり登ることを心がけました。急に心拍数を上げると、後で尾を引くんですよね。
最初のうちは階段や木道などがあって、比較的登りやすいのです。
今回は天神平からリフトは使いませんでした。リフトを使っても使わなくてもさほど時間は変わらないと言いますし、リフトを降りてから登山道に合流する道があまりよくないとも聞きます。
蹴上げが若干高い階段です。下山時にはややしなったので、折れないか心配になりました。
少し登ると、部分的にですが急な坂が出てきます。ロープもありますが、使わなくても登ることはできます。
この先はまた緩斜面の登山道に戻り、少し歩くと熊穴沢避難小屋の建物が見えてきます。
8:50。熊穴沢避難小屋で小休止しました。
まだまだみんな元気ですね。
熊穴沢避難小屋~肩の小屋
10分ほど休んで出発しました。この先から斜面がきつくなってきます。
岩の角やよく足を着く場所は、登山者の靴で磨かれてとても滑りやすいので注意が必要です。
段々S君に疲労が見えてきました。
天気はとてもいいと思うと、ガスがかかったり。目まぐるしく変わります。登っていると非常に暑いのですが、稜線下から吹き上げてくる風に当たることができれば、天然のクーラーのように気持がよかったです。
10:00。途中休み休みしながら、天狗の溜まり場に到着。S君が「暑い」というのでシャツを脱いで体温調節をしたら?と言ったんですが、脱ぎたくなかったようで、最後まで着ていました。
女性陣は元気です(笑)
S君不調もあって、休憩頻度と1回に取る休憩時間が長くなってますが、一歩ずつ先に進みましょう。
ここから先はそれほどきつい登りはもうなかったような記憶があります。
山肌の草が風に揺られてキラキラ光ります。
記憶にあったとおり、きつい登りはないものの、木階段が続きます。
女性陣は相変わらず元気です(笑)
肩の小屋がようやく見えました。
10:50。計画では、行きは肩の小屋をスルーしてそのまま山頂に向かうことになっていましたが、時間的に昼食を取っておかしくない時間になっていました。そのため、ここで大休止を取ることにしました。
トイレ前のテーブルが空いていたので、そこを陣取りました。風が強いせいか、JET-BOILに火がなかなか点かずに焦りました。EPIでは火が点かなくて困ったことはなかったのですが。
S君が水をぶちまけ、私がお湯をこぼすなどのアクシデントはありましたが、お昼を食べ(カップラーメン)、ミルクティーを飲み(インスタント)、デザートを食べ(コンビニで買ったエクレア)るという優雅な時間を過ごしました。
というか過ごしすぎました。1時間以上休んだので、半分もう満足した気分になってしまいました。
お土産も、自分にTシャツとバッジと手ぬぐい(あと水も)、妻に手ぬぐい、今日来られなかったHさんに手ぬぐいを買いました。(買いすぎ)
肩の小屋~谷川岳
12:00。とは言え、トマの耳まではここからすぐ。行かないわけにはいきません。鐘を鳴らして出発です。
肩の小屋からトマの耳まではすぐと言えばすぐなのですが、昼を過ぎた時間のせいか、戻ってくる人との渋滞がそこかしこに発生。なかなか進めません。
12:10。やっとこ、トマの耳に到着。
S君のまゆ毛が困ったくまみたいにハの字になってきました。
こちらには三角点があったので、恒例のタッチしときます。
ここから、一度下がってまた登ります。道が細いので渋滞です。
立ち止まって歩いてきた稜線の写真を撮ってもまだ先が進んでいないくらいです。
ガスったと思うと晴れてきます。午後の方が晴れの時間帯が長かったなぁ。
12:39。オキの耳に到着しました。写真渋滞が起きていたので、先に並んでおいてよかった。
S君の笑顔が…ない。
せっかくなので、この谷川岳山頂にて少し腰を下ろして休みました。
ガスが抜けた一瞬、富士山も見えました。
昔、ここでストックを落としてしまったけれど、取りに降りることができなかった話などしていました。
谷川岳~下山
時間もかなり計画より押しているので、下山します。バイバイ谷川岳、またね。
帰りはトマの耳をトラバースして行きます。
万太郎山に向かう稜線もやっと見えた。
肩の小屋では靴紐の締め直しをして、下山します。
名物の大きな指導標もバイバイ、またね。
天神ザンゲ岩。大体登りのときは気づかないところです。
ザンゲしたらしい。(笑)
気持のいい稜線を下りて行きます。景色が見られるというのは、いいものです。辛かった登りも下りだとそれほどな感じです。が、S君は膝を痛めているので辛かろう。。
そう、S君は痛めていた膝が再発したようです。天狗の溜まり場でゆっくり来るS君を待ちます。待つだけでも暑い暑い。水の消費が激しい。
ここからでも指導標が見られるのですね。知らなかった。
その後S君は、膝が痛いのでかばったせいか、バランスを崩し転倒しかけた拍子に足首を捻ったらしい。まさに泣きっ面に蜂状態。
私の持っていたサポーターを貸し、足首にはテーピングをするか?と聞いたのですが、サポーターだけでいいとのことでした。
その後、熊穴沢避難小屋で待ってるから自分のペースでおいで、と伝えて先行します。
Sさんの今回デビューのザックが映えますね。
14:50熊穴沢避難小屋到着。ここでS君を待ちます。めちゃくちゃ暑いので小屋の中で待とうと思いましたが、小屋内はサウナ状態でした。S君もそれほど遅れず到着。最後の水分補給をして、15:10出発しました。
15:25、リフトとの分岐に到着。もうすぐロープウェイ駅、ゴールですね。とにかく暑いし疲れた。炭酸とソフトクリームが食べたい!と言い合いながら下りて行きます。
元気なご老体の何人かが滑るように颯爽と抜いていき、15:45、私たちも天神平に到着しました。
最後の水をがぶがぶ飲み、一服しているとS君も到着。やはりそれほど待つことなかったですね。お疲れさんでした。よく頑張りました。
プロローグ
そしてロープウェイは待ち時間なしで乗れ、下界へ。
みんなに、歩いて一の倉沢を見てもらいたかったけど、時間も時間なのでそのまま温泉に向かいます。
っと、その前に谷川岳の慰霊碑を参拝。
平成31年に亡くなった人の名前はありませんでしたが、前回私が見た最後の方からは、何人もの方の名前が刻まれていました。
その後は、湯テルメ谷川へ。もうね、大混雑でした。久しぶりに洗い場で順番待ちをしました。安いんだけど多分、もう行かない。
そして赤城高原SAのイタリアンで食事をし、帰りました。私が家に着いたのは22時過ぎ。
とにかく暑くて疲れたけど、楽しい山行でした。
しかし、今回は水を消費しました。山行での飲料だけで水とアクエリアスと1ℓずつ飲みました。その他紅茶も飲んだしラーメンも。
それと、この日はストックをあまり使いませんでした。ストックに頼りすぎると疲れてくると足の運びが雑になるんですよね、そのせいでかえってこけたり足を捻ったりする。でも、ストックを使うことで膝の痛みや足の疲れを緩和させることもある。使うシーンにまだ悩んでいます。
足と言えば、いつも下山時に小指の爪が当たって下手をすると爪が黒くなっちゃうんですが、この日は小指ではなく親指の外側が当たっていたみたいでした。いつもと何が違うのか、、これも検証が必要かも。
活動データ
道具リスト