2019年11座目 西穂独標(8月10日)
8月17日の土曜日にいつもの職場の仲間と西穂独標に行ってきました。北アルプス初の人もいましたので、素晴らしい景色を見てもらいたいな。
活動データ
プロローグ
自分としては独標は2度目、丸山までは3度目になりますが、独標までに行ったのは8年も前になります。
夏道では、西穂山荘までが暑くて大変だったことと、山荘から独標まではそんなでもなかったという記憶があり、「とにかく山荘までがんばれば後は楽」と考えていました(行ってみると全く違った。)。
計画では、お昼は山荘でラーメン、ということにしたのでクッカー類は持参せず。多分相当暑いのでとにかく水を持って行くことにしました。また、登山日が山の日の前日、ということでなるべく早く現地に乗り込み駐車場所の確保を考えていました。
道具リスト
鍋平高原へ
所要時間は4時間+休憩時間を考えて、集合は午前2時。7時に現着の予定です。独標には新穂高ロープウェイを使用しますが、断然鍋平高原に車を駐めてしらかば平から乗車した方が楽なので、鍋平を目指します。
6時過ぎに鍋平高原着。みなさん、手前の無料登山者用駐車場から続々と歩いていますが、私たちはもう少し先の有料駐車場に停めます。ゲート前の駐車スペースに車を仮置きし、朝食を食べながらゲートが開くのを待ちました。ラッキーなことに6時30分にゲートが開いてくれたため、一番ロープウェイに近い場所に駐めることができました。
ロープウェイの始発は8時半のはずですが、みなさんひっきりなしにロープウェイ駅に向かっていきます。本当ならもう少し休んで行く予定でしたが、準備をして駅に行って並ぶことにしました。
Hさんは、今回初アルプスです。うれしそうw
7時前にロープウェイ駅に着きますが、危惧したほどには並んでいませんでした。それどころか運行も早めてくれ、始発が7時半になりました。荷物料も駐車場代も申告だけで済むなど料金支払い窓口もスムーズでした。
ただ、、、寒かったw
半袖ではあまりに寒かったのでレインウェアの上を羽織りました。
しらかば平から乗車すれば1本で登山口まで行けるので楽です。
建物を出ると、アルプスらしい山々が目に飛び込んできます。
登山開始
いざ、本日最難関の西穂山荘へ、、、と力んでいた割には、普通に山荘まで到着しました。写真もほとんど撮っていません。
同行のSくん、Kさん、Hさんを撮った写真もありましたが、光の具合か、ちょっとお見せするには本人達の名誉のため、憚られましたので自粛w
というわけで山荘到着です。
カメラを向けるとカメラを構えるSくん。シャイなのかw
到着時間は大体9時過ぎと、登山口から90分。コースタイムどおりですね。しかし、出発時間が1時間早くなったので、少しここで大休止とします。
土産品を早々に見に行く女性陣。
知らないお兄さんと霞ちゃん(霞が岳)
いい天気でよかったです。ほんとに。ここのところ、土日というと雨ばっかりでしたからねえ。
独標へ
さて、出発しましょう。
山荘からすぐは岩岩の急登がありますが、長くは続きません。ここの記憶は確かにあるな。上がればすぐに稜線天国のはず。
まあ、丸山までは今年の残雪期に来ていますから、記憶は確かでした。
で、10:11西穂丸山。
ここから先の記憶は7年前。そんなきつくなく独標まで行けたつもりだったんですが、うーん、結構疲れました。太腿も「乳酸たまってきたー!」という感じになってました。
まあ、そうすると写真の枚数もはかどります。。
振り返って見た焼岳とその向こうにある乗鞍岳。手前には山荘と西穂丸山
ピラミッドピークと独標。右の台形状の岩山が独標になります。人がいっぱいいるのが見えます。
ザレた道の後にはガレ場の登山道。結構急なんですよね。長いし。
独標近づいて参りました。いつもどおり結構抜かされてます。
独標取り付きから上を。こう見ると大したことはないですね。実際、それほど大変ではありません。すぐ登れちゃうし。ただ、今回は疲れてたなぁ。
なお、独標取り付き前の左が切れた稜線でHさんがストップ。怖くなっちゃったらしい。大休止してもらっている間に行ってきます。
12時前に独標到着。丸山から2時間近くかかっているので、やっぱりスローでしたね。
なお、山頂標の文字があんまり見えなくなっていました。
こちら7年前の山頂標
7年間の風雪を感じさせますね!
こちら、ピラミッドピーク側の登山道。うーん、ここから先に行くにはやっぱり気合いが必要ですね。
下山
さて、Hさんも待っているし、早々に戻りましょう。Sくん、Kさんは何の問題もなしに独標の上り下りができたようです。
独標手前の岩の上り下りの様子。7年前はここも結構怖かったような覚えがあったのですが。
独標を振り返ります。ほんと晴れてよかった。
Hさんと合流後、3人には先にいってもらって、ちょっと一服。歩いて行く3人を写真に収めます。
この後も追って撮影しようと思ったのですが、ちょっと目を離した隙に分からなくなってしまいましたw
降りてきた道を振り返って見ます。急ではないんだけど、一定斜度が続くんですよね。
この丘の奥に独標を始めとする西穂の山々があるわけですね。曇っちゃったから見えないけど。
少し降りてまた振り返る。人のサイズの対比からすると独標ってあまり大きくないんですかね?
一度はでにこけましたが、西穂丸山まで戻ってきました。Sくんが待っていてくれたので、写真を撮ってもらいました。うーん、お腹が無様である。。
無様ではあるが、山荘についたらラーメンを食べなければ。ここからどんどん栄養が消費されてお腹が減らなければいいのに。(Sくんと2人分ですので念のため)
夏山もいいものですね。残雪期も素敵ですが。山荘泊の人が多いようで、皆さんのんびりしています。この山域は若い人が多かったです。
さて、若干名残惜しいですが、疲れちゃったので戻りましょう。
帰りの道中は、S君疲労事件、私の水ないじゃん事件、Hさんハッカ油を顔にスプレーする事件などがあり、帰りだというのにそこそこ時間がかかりましたが、気持的にはそれほど大変ではなかったでした。
道中アブも困るほどはいなかったです。
今考えるとなぜか写真がありません(疲れていたのかなあ)が、無事に登山口へ帰着。しらかば平では、7年前も食べた牛串をいただき、新穂高口まで車を回して温泉に入り帰宅しました。