forestline’s blog

山にはまったダイバーのブログです。

2019年 ホテイランとツクモグサを探しパスタを食べる旅

6月22日土曜日に八ヶ岳に行ってきました。

思えば昨年のこの時期、ツクモグサを一目見てみたい、と美濃戸へ向かうつもりだったのですが、雪が溶けて間もないこの時期、美濃戸林道は荒れていて、去年乗っていたアクアでは通行が無理そうだったため、断念していました。(美濃戸口から歩けばいいじゃん!と言われそうですが、下山後片道1時間の林道歩きは心が折れそうだったので…)

 

ja.wikipedia.org

 

この時期の美濃戸を走りきれる車にしよう、というのが乗り換える車の選定基準の第一でもあったわけで、今のフォレスターがあります。

逆に言えば、この時期の美濃戸に行かずしてフォレスターにした意味がないのです。

 

 

forestline.hatenablog.com

 

 

今年のツクモグサは開花が早めで、5月末には開花情報がちらほらネットに上がっていました。しかし、山に行ける6月の土曜日は色々と用事があったりして、やっと22日に都合をつけることができました。

 

はたしてツクモグサはまだ咲いているのでしょうか。同じくらい見たかったホテイランは咲いているでしょうか。前回食べることができなかった赤岳鉱泉のパスタは食べられるでしょうか。

 

 

今回の計画は、いつものように深夜美濃戸口から入り、トイレの綺麗なやまのこ村に駐車し仮眠、早朝出発します。南沢ルートを行き、地蔵尾根から主稜線を横岳方面に歩き、ツクモグサのあるという日ノ出岳を目指し、そこからピストンで戻ります。行者小屋からは中山乗越を歩いて北沢へ向かい、赤岳鉱泉でパスタを食べて北沢ルートからやまのこ村に戻る、というもので、歩行距離は11kmくらい、時間は総行程11時間くらいを予定しています。

 

結果は次のとおり。

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大体予定どおりですが、全行程ゆっくり歩けましたし、撮影時間+まったり時間も多く取れた山行になりました。

 

 




 

  • 美濃戸口で待機させられる

 21日の23時30分頃、美濃戸口に到着しました。順調な滑り出しです。いよいよ美濃戸林道です。いくぞぅ、と思ったところ、若いカップルが車に近寄ってきて何か言っています。窓を開けて話を聞いてみると…「途中で車が岩にはまって動けなくなってしまっています。今JAFを呼んだのですが、到着が早くても0時30分頃だそうです。完全にはまっているのでJAFが来てもすぐに通れるようになるか分かりません」

とのこと。「えーっ」

 

なんてことでしょう。せっかくフォレスターにして初の美濃戸林道なのに、通れないとは。
※ この教えてくれたカップルの車ではないそうで、この2人も途中まで行って引き返してきたそうです。諦めて早朝出発することにしたとのこと。その後入り口にはバリケードが置かれていました。


 仕方がないので、八ヶ岳山荘の駐車場に停めて、少し仮眠を取ることにしました。最悪ここに駐車して、教えてくれたカップルと同じように1時間早出するしか、、でも、1時頃起きて様子を見て、行けそうなら行ってみるかな、と考えながら寝ました。


 2時過ぎ、目が覚めたので様子を見ます。妻が言うには、「多分JAFの車が入っていって出てきたと思う」とのこと。それなら行ってみましょう。


 美濃戸林道は確かに荒れていましたが、そこまでの荒れ方でもなかったように思いました。アクアで行っていたときは、確かに直進では腹を打ってしまう場面は各所にあったため、そういったときにはスタックを避けるために斜めに入ったりしたものですが、ほぼそのまま直進で行けるくらい。ただ2箇所ほど、大きく削られているところがあったので、そこにはまったのでしょうか。私たちが進んだ先にも軽自動車が停まっていて、行けるかどうか迷っていたようでした。

 

 

 山道でのアダプティブドライビングビーム(オートハイビーム)だったので、前車を結構照らしちゃってますね。申し訳ないです。

 軽自動車が道を譲ってくれたので、私たちは特に問題なくやまのこ村に到着しました。さすがに駐車場は結構空いている。寝床を整理して再び仮眠します。5時間寝れると思ったのに、2時間ちょいになってしまいました。

 

  • 北沢ルートに入る

 

 5時に起床しました。さすが夏至の日。既に周りが明るいです。

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 周りは車がずっと増えていましたが、まだこの時間に到着する車も。そんな中、朝飯のおにぎりを食べ、やまのこ村のトイレをお借りした後準備をし、6時頃出発しました。

 今日の天気は曇りで、晴れ間は見込めそうもありませんが、雨は大丈夫そうです。

 

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 南沢ルートの入り口に着きました。初めてのときは、「これが例の看板かぁ、、」と感動したものですが、慣れてしまえばそういった感慨も浮かばなくなってしまいます。

 

 登山道というものは、その時々によって違う様相を呈し、それが楽しい、という話をよく聞きますが、今回は前年の台風の影響でそもそも登山道が変更されているようで、若干細い道が案内されているように思いました。別の登山道を整備すると一言で言っても、実際それをやるとなれば、相当大変だったろうな、、と考えながら歩きました。

 

  • ホテイラン

 

 出発してから30分ほど歩くと、「ホテイラン撮影推奨場所」なる看板を発見。

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期待に胸が膨らみます。しかし、実際行ってみれば、「1週間前まではそこで咲いていたんだろうな」という状況を見せつけられる、といったことも、登山あるあるなのではないでしょうか。

 看板を3回ほど読み直し、場所を大体頭にたたき込んで歩き出します。

 そこから先にも同じような看板はいくつかあり、10分くらい歩いたと思う(実際には3分ほどだったようです)のに、ありません。「まだかなまだかなあれおかしいな」と思っていると、後を歩く妻が「これじゃない?」と。

 見過ごしたようです。

 そこには、小さい小さいホテイランの姿が。

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1回見ると群生しているのが分かります。5輪どころか、あちこちにちらほら咲いていました!

 

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 「ホテイランって、花の妖精がバレエを踊っているように見えるよね。かわいい花だよね」と私がいうと、妻は「花の妖精がダンス?意味が分からない」と返されてしまいました。

 

 

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  • 行者小屋へ

 15分ほど撮影に費やして満足したので出発します。

 行者小屋。2回ほど同じコースで行っているので、大体今どの辺であとどれくらいか分かるはずなのに、なかなか着きません。やっぱり、ここも登山道変わってる?

 新たな付け替えた登山道は、完全に別の道というわけでなく、従前の道に戻ったりもしているようです。

 おかしいな、岩の上に石仏がなかったっけ?台風で流れちゃったのかな(後にありました)とか。

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 混乱しながらも、イワカガミを愛でたり、 

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 知らない黄色い花を見て、花の時期だねー、とご満悦になったりしていました。 f:id:forestline:20190722121536p:plain

 

その後も、涸れ沢に出たら横岳が見えるんじゃなかったっけ、とか、涸れ沢に沿った林道に出たらすぐじゃなかったっけ、とか脳内で確定されていた記憶と現実との乖離に混乱しながら、やっと行者小屋への看板を発見しました。

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 行者小屋に着いたのが9時前ですから、出発してから3時間弱。コースタイムから30分の遅れです。おかしいね、そんなゆっくりだったっけ?と妻と首をかしげながら「道が変わったから、標準コースタイムはあてにならないかもね~」と私が言うと、「途中、撮影ばっかりしてたからじゃない?」とさりげなく、妻から攻撃を受けました。

 行者小屋の入り口には、写真撮影時の吹き出しに使うような看板が何種類か置いてありました。面白い試みですね。

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 行者小屋の標高は2349m。下界の家付近では30度近いと思うのですが、ここでは10度を切っていました。さすがにちょっと寒い。

 ここではカモシーの「山なめんなよ」Tシャツを買いました。 

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  •  地蔵尾根

 

 行者小屋にはたくさんの人が休憩していましたが、ほとんどの人が文三郎尾根に向かうようです。以前は地蔵尾根の方が多かったと思うんですが。確かに私も赤岳に登るには文三郎尾根を行った方が好きですけど。

 というわけで、ここからヘルメットを被り、マイナーに降格した様相の地蔵尾根を登ります。最初はあまり面白くない道を行きますが、行者小屋で30分以上休んでしまったので、再び体を慣れさせるため、ゆっくりと登るので、ちょうどいいのかもしれません。その後は、傾斜が急になってきますが、足元が悪い道になります。滑るので注意が必要です。

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 そして、30分ほど我慢して登ると、階段が出てきます。職業柄なのか、単管で作られた階段を見るとやる気が出てきます。木階段は嫌いですが。

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その後も階段が。

 

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そして鎖が、階段が。

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 ガスが出てきて阿弥陀岳も赤岳も横岳も見えません。

 ですが、この辺の道は、楽しい♪

 楽しいと疲れることもなく登れるので、いいですよね。

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 最初の階段から30分ほどで、第一の地蔵が出てきました。地蔵様、お久しぶりです。こちらの地蔵様はお参りする人が少ないですね。

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 そこからも楽しい道が続き

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 第一の地蔵から10分ちょいで主稜線(地蔵の頭)に出ました。メジャーな地蔵様がいます。地蔵様、お久しぶりです。

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 同時刻に登ってきた女性パーティの人に写真を撮ってもらいました。今日は赤岳に向かうそうです。展望荘から先の急斜面を登るんですね。ご苦労様です。でも、展望荘にはいつか泊まってみたい。赤い赤岳の写真が撮りたい。

 

  • 横岳方面へ

 私たちは、横岳方面へ向かいます。目的はツクモグサです。

 横岳は鎖が連続して、怖い場所、難易度が高い場所、とも言われますが、どうでしょうか。赤岳の主稜線に出る鎖場とそう変わらない気がします。

 今日は、ピークハントはしない予定なので、途中の花の撮影をしてみました。

 ツツジのような花

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 何やらよく分からない白い花 

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 妻は隣でリラックマを放り投げて写真を撮っています。何やらインスタで流行っているそうな…。 

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 うわ、それはひどいのでは、、

 

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 さて、二三夜峰を過ぎ

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 鎖のない斜面を登り

 

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鎖場を昇り、はしごを昇り 

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キャベツのような花を愛で

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 急坂の小段のような道のトラバースを歩き 

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 鎖場を昇り 

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花があればそれを愛で 

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といった感じで登って行きます。すれ違う人に「ツクモグサ咲いてましたか」と聞くと「いっぱい咲いているよ-」「あと2つ山を越えればあるよー」とか教えてもらい、意気揚々と進みます。

 

地蔵の頭から40分ほど歩くと、妻が「これじゃない?」と教えてくれたそこには

 

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アップ

 

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 おおー!ツクモグサの群生がありました!

 以降、ツクモグサのオンパレードです。

 

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 この場所はちょっと開けた休憩ができる場所になっていますが、私たちの他には誰もいなかったので、大休止をしながら撮影ができました。

 そして、ここからちょっと先に降りたところにも群生があり、そこにも行ってみました。

 

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 今日は日がでていないので、開花しているツクモグサはいませんでしたし、開花から日が経っているせいか、若干、若々しさがない気もしましたが、綿毛のツクモグサを初めて見ることができ、満足でした。

 

 

 ツクモグサを見たときにちょっと欲が出てきました。今日はピークハントしないって決めてたけど、ここからちょっと先に行けば横岳だし、硫黄岳を回って赤岳鉱泉に行くのも歩いたことがあるルートだし、行けるか?と。
 でも、そうすると、既に12時を回っているし、15時までに赤岳鉱泉に到着するのは、私のペースだとちょっと難しい。

 残念ながら、ピストンします。 f:id:forestline:20190722123701p:plain

 

復路ですから往路と同じ光景のはずなのに、気候も変わるし往路では気づかなかったことが結構あるものです。

 例えば、

 復路は少しだけ天気が回復した場面がありました。 

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 ガスが取れると、急傾斜が更に急に見えますね。 

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 キャベツの集合体も見つけ、笑いました。 

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 遠くに行者小屋が見えます。 

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 急傾斜は降りる方が大変です。 

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 二三夜峰は立派な奇岩です。 

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 13時ちょうど、地蔵の頭に戻ってきました。そう言えば、毎回合焦ポーズで写真撮ってたな、ということを思い出し、御約束の1枚。 

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 今日は赤岳が見られなかったなーと思いきや、ちょっとだけガスが取れた瞬間が。全容は無理でした。ここまでがやっと。 

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地蔵の頭手前も奇岩群なんですよね。地獄っぽい? f:id:forestline:20190722124142p:plain

 

さて、地蔵尾根はシャーッと降ります。 

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14時、行者小屋に戻ってきました。小休止後、赤岳鉱泉に向かいます。 

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 何年か前、赤岳に登った後、赤岳鉱泉に立ち寄り、トマトパスタを食べたのですが、それが非常に美味しくて、また食べたい!と思っていたのです。その後、横岳を周回したときに、パスタを楽しみに赤岳鉱泉に行ったところ、既に軽食は終了してしまっていました。15時過ぎに終了となるようでした。
 そのため、今回は何としても15時にはパスタを注文しなければなりません。本日の最後のミッションです。

 

 記憶では、行者小屋から赤岳鉱泉まではほぼ平坦だった記憶だったのですが、意外と昇り下りがありました。いずれも階段が主で、文三郎尾根の階段にある「マムート」のマークが付けられていました。これには全く記憶にありませんでした。 

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行者小屋から10分ほどで中山乗越に到着。

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おお!もう半分か。あと10分で着くなら余裕だな!
 と思ったのですが、中山乗越ってかなり行者小屋寄りだったらしく、中山乗越から赤岳鉱泉まで20分かかりました。

 時間にして14時45分。滑り込みセーフでした!

 

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5分ほど待って出てきたパスタ!平打ち麺!タリアテッレ!

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 脳内補正と同様、大変満足いたしました。

 その後コーヒーも頼んでまったり。

 別のお客さんはほとんど泊まりのようで、着替えて普段着になってる。中学生くらいの集団もいて、結構混んでました。そそくさと15時20分頃出発。

 

  • やまのこ村へ

 今までこのブログでも何度も書いているように、私は北沢ルート(の下り)が大好きです。心が和むハイキング路なのですが…去年の台風の影響がすごかったらしく、土で歩きやすかった道に石がごろごろ残されており、いい雰囲気の橋が単管の橋に、川沿いの道は山沿いにと景観も登山道も結構変わってしまっていました。川には大木が根こそぎ流れ着いていたり、鉄砲水でもあったのか、大きな岩が溜まっていたり。
 でも、前にも書きましたが、これだけの影響(被害)のあった道を整備して人が歩ける道にするにはどれだけの努力が必要だったか、それを考えると感謝こそしても文句など言えるはずもありません。ただただ、前の日だまりの散歩道を歩くようなルートが変わってしまったのは、残念でした。

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 あまりのショックに写真もなく、やまのこ村に着いたのは17時30分でした。あれ?途中、堰堤広場で休憩したとしても2時間もかかってる。赤岳鉱泉から堰堤広場までは1時間ですからコースタイムどおりだったのですが、堰堤広場で15分ほど休憩し、そこから40分もかかっているのですね。謎です。

 

  • 家路へ

 やまのこ村でのんびりした後、18時近くになってから出発しました。

途中、徒歩で美濃戸口を目指している心が強い女性に妻が声をかけて乗せてあげました。いつか私が歩いていたら誰か乗せて下さい。

 八ヶ岳山荘で女性を下ろし、目の前のJ&Bに行ってみます。知ってはいたのですが、今までは林道からそのままぴゅーっと温泉に向かっていたので、入るのは初めて。

 

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 シチューが確かお勧めだったような気がするのですが、メニューになく、J&B特性カレーライスにしました。妻はハンバーグを食べていました。どっちも美味しかったです!流石人気店。また来ようと思いました。

 

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 その後はいつもの縄文の湯で温泉に浸かり、出てくると21時近く。このまま走って帰宅でもよかったのですが、双葉SAで仮眠を取り、よく朝早朝に出発、気持的には日帰りですが、実質2泊の旅でした。

 

 とにかく、本日のミッション、全てコンプリート!

 

 やっぱり赤岳、横岳は好きだなぁ。