乗鞍岳 - forestline’s blog

9月9日、乗鞍岳に行って来ました。

　なんか写真暗い？！

　　乗鞍まで5時間と見越して、午前3時半に自宅を出発。

　
　　予定通り、5時半に八ヶ岳 PA到着、ここで30分程度仮眠を取ります。

　　
　　

　　その後出発し、午前8時半に乗鞍観光センターに到着です。

　ここで、登山用の装備に着替え、シャトルバスに乗ります。

　長袖のユニクロヒートテックの上にＴシャツを着て、リュックにはフリースとレインウェア、手袋と帽子を用意します。靴はもちろん登山靴です。

　以前行った時は畳平まで乗鞍スカイラインを通ってマイカーで行けたのですが、現在は行けません。スカイラインの償還が終わったときに、環境保全のために定まったようです。

　
　シャトルバスは1時間に1本ですが、待ってる人の分だけ台数が来るので、待ちません。

　シャトルバスに揺られること、1時間、畳平に到着します。

　畳平の１つ手前の停留所に「肩の小屋」という停留所があり、大雪渓に行く人＝スキーヤーはここで降ります。多くは語りたくもありませんが、スキーヤー何様？ということを2度ほど目にしました。どちらも目に余るし、言動が常識外れ。

　
　さて、畳平はそういうこともあって、広い駐車場になっています。

　　ここでも、既に標高2702ｍあります。

　　9時20分頃、剣が峰を目指して歩き出します。最初に目指すのは、肩の小屋です。バス停留所1本分戻る感じですね。

　　道は整備されているし、斜度もそれほどなく歩きやすいです。ただ、看板のように「クマ出没」の注意が。

　　クマよけ用のカウベルをリュックに付けて、チリンチリン鳴らしながら歩きます。

　　右に折れると「お花畑」に行く道になります。そのたもとに、岐阜県の鳥「雷鳥」の碑があります。

　　なだらかで歩きやすい道を進んでいくと、ちょっとだけ階段がありますが、それを登り終わると、床板ができた舗装道路のような道が出てきます。

　　途中左手に富士見岳の山頂と登り口が見えてきます。また、右を見ると、高原っぽい原っぱと池が見え、飽きません。

　　舗装路をこの舗装路をたらたら進むと左に大雪渓が見えてきます。

　
　左から、剣が峰、蚕玉岳、朝日岳です。少し行くと肩の小屋に到着します。10時10分頃でした。

　　写真は、肩の小屋の隣にある東大宇宙線研究所です。右手には、摩利支天岳がそびえており、頂上に自然科学研究機構の乗鞍観測所が見えます。

　　

　　肩の小屋は1泊2食付で8000円で泊まれるようですね。肩の小屋で15分ほど休憩を取って、先に進みます、ここからが山登りです。

　　　　

　　足元は小さい砂利からだんだん大きめな礫、ゴロタ岩へとなっていき、足場も悪くなります。富士山の富士宮口からの登りにちょっと似ているかな。ちょっとふうふうしながら、でもペースが乱れるほどの登りではありません。

　　10時55分、蚕玉岳に到着。2979mですから、277m登ってきたことになります。結構ゆっくりペースですが、東京タワーの特別展望台よりちょっと高く登りました。

　　
　先に見えるのが剣が峰です。ここから剣が峰はすぐそこですね。

　左手は雲がかかって良く見えませんが、急斜度で下に落ちてるようです。右側は、雪渓やら池やらが見えます。

比較的歩きやすい登り道を進んでいくと、最後は岩場になります。左右分かれていますが、左に行くと頂上小屋が途中にあり、そこでＴシャツやらが少し売っています。商売っ気は全くない感じです。「一方通行だから帰りは見られないから、ごらんになっていってください」とは声をかけられましたが。

　　

　　最後の岩場を登っていくと、何かの碑がありました。取りあえず、拝んでおきます。

　　そして11時10分、頂上です！頂上には、乗鞍本宮があります。絵馬とか鈴とかお守りが売ってます…が、ほぼ畳平でも買えます。もう少し頂上でしか買えません的なものがあったよかったんですが。

　　

　　登頂記念撮影。

　　この後「すみません、撮ってもらえますか？」と続けて何人にも頼まれてしまい、なぜかカメラマンに(笑)

　　高い山の空が大好きなんです。空を見たいがために山に登るようなもの。青というより群青色の空。まあ、天気次第なんですが。この日の頂上は天気よかったです！

　　3026ｍの空をごらんあれ！

　　帰りは高山植物を撮りながら戻りました。

　　ただ、当たり前ですがずっと下りなので、靴紐をきゅっと締めて無いと、足が前方に動いて痛くなります。僕も痛くなりました（汗）

　　宿は、ここから50キロくらい離れた「山の旅舎　中尾平」です。去年、西穂独標に登った時に泊まった宿で、よかったので今年も泊まることに。