2019年6座目 三方分山
2019年3月23日は、精進湖付近の三方分山に登ってきました。
天気の予報はてんくらで「C」。でも、まあ、最近運動不足だし、トレーニングというつもりで 行ってみようか~ということで行ってきたのでした。
近いので朝は遅くても大丈夫。7時30分頃に出ようと妻と打ち合わせ。準備をして出かけようとしたら、自宅付近でも雨が…。
どうしようか迷ったのですが、用意もしたことだし行ってみることにしました。
道中は雨も止み、積雪・凍結は一切ないまま町営?の駐車場に着きました。ホテルの真ん前なのでやや心苦しいのですが、看板を見る限り町営駐車場だし停めていいんだよね…?
ホテルの関係者っぽい人が普通に私の車の前で働いていたのですが、こちらをちらとも見ることもなかったので、停めてもいいことにしました。駐車場の前の道路を渡ると精進湖なのですが、渡ってすぐにトイレがあります。50円のチップ制です。水洗で比較的綺麗ですが、便座は凍るように冷たいです。
湖畔の道をしばらく歩いて左折します。昔の街道だった道のようです。武田信玄の頃は宿場町として栄えていたようで、今も左右に家が並んでいますが、廃墟になっているものも散見されます。ちょっと淋しい道です。
アスファルトと町並みが消えると、登山道になりました。女坂という道です。よく整備されていて、私としては路面、勾配ともにいい感じの登山道に思えましたが、私よりタフな妻はちょっと急だった、と言っていました。私のモチベが高かったのか、妻の調子が悪かったのか。
女坂から稜線まで300mほど高度を上げていきます。歩きやすい道が続きます。
途中、馬酔木が咲いていました。今年初かな。
先行していた妻が稜線に着いたようです。
女坂峠に到着です。阿難坂ともいうらしいです。標高は1,210m。登山口から300mくらいですね。
立派な由来の看板が書いてありました。
横にあった石仏。これが、由来に書いてあったお地蔵様なのかな。もやはよく分からなくなっていました。
さて、三方分山に向けて稜線を歩いて行きます。稜線は北風がまともに当たって寒い寒い。
路面は土が主体ですが整備されていて歩きやすい道がほとんどでしたが、一部急登もあり、息が切れるところもありました。路面がぐずると滑りやすいと思いました。
何度かの偽ピークを越えて、三方分山に到着しました。標高1,422mですから、登山口からの標高差は500mちょっとというところでしょうか。
いつもの三角点タッチです。
寒いですが、やや広めの山頂だったのでここでお昼にすることにしました。まあ、カップラーメンですけれど。
無敵のジェットボイルで湯を沸かします。ジェットボイル。EPIのストーブに比べると若干着火が不安定ですね。
またもや辛いラーメンを買ってしまいました。湯を入れて3分待ってふたを開けたところ、麺が見えません…。湯は熱湯だったのに。
調理方法を見てみたら、熱湯入れて5分のラーメンだったようです。ちゃんとよく読んでから食べないとだめですね。
三方分山から見える精進湖方面の眺望。おそらく本当なら富士山がどーんと見えるのでしょうけど、この日はこんな感じでした。
ご飯を食べていたら寒くなってしまいました。この日持ってきた防寒着を全部身につけてます。笑
三方分山から精進山まではすぐでした。道もほとんど平坦だった覚えです。
ここにも三角点があったのでタッチ。
精進山からパノラマ台を目指して歩きます。アップダウンがありますが、路面は整備されています。
時には急登も。息が切れます。
精進峠から登山道を外れて南に少し歩くと展望所があります。本当は富士山がどーんなんでしょうが、全く見えないので精進湖を撮影しました。
望遠で撮影したら、うちの車が無事停まっているのが見えました。よかったよかった。
朽ちた標識、、ですが、方向は間違っていないようです。
雪は最初から ちらりほらりと降っていたのですが、ここに来て本格的に降ってきました。雪というよりあられっぽいですが。風がなくなってきたのが幸いです。
ひっち、というところなのでしょうか。なにがひっちなのかよく分かりません。
雪はまたたくまに登山道を白くしつつあります。妻のザックにも積もってきました。
雪はずっと降っているし、眺望も全く臨むべくもないので、このままパノラマ台入り口へ降りることにしました。
稜線からパノラマ台入り口への登山道は非常に整備されていて、もはや遊歩道でした。
馬酔木の花にも雪が積もって寒そうです。
雪は降りるにつれて小降りになり、最後は止んでいました。
パノラマ台入り口へ到着です。
立派な看板です。バス停もあるんですね。
今日の温泉は、西湖まで足を伸ばしました。「季節の湯」という浴槽がバスクリンでした。温泉+バスクリン?体が冷えていたので、温泉は助かります。
大型バスがいたり、駐車場は結構混んでいたのですが、中は意外と空いていてよかったです。
夕食を食べて帰ることに。今回は小作にしました。
鴨ほうとう(1,600円)にしました。
小作はほうとう不動に比べて量が多い気がする。ほうとうも大きな平打ち麺ですね。
こちらはほうとう不動のほうとう。ほうとう不動のほうとうは「ほうとう」の一種類のみです。麺が小作より細いのでうどんちっくにも見えますね。
味は小作の方がちょっとしょっぱ味が強い気がして、登山帰りにはそっちの方がいいかもしれないなーと思いました。
料金は不動の方が安かったと思います。