冬山ハイキングの装備(伝達メモ)
平成31年が始まりました。
昨年末は父親が亡くなり、色々と多忙な日々を過ごしていましたが、やっと落ち着いてきたかな(全部は済んでいないけれど)という感じです。
さて、平成31年における抱負というほどのことでもないのかもしれませんが、決めていることがあります。1つはダイエットなんですが、それはちょっと置いておいて、仲間内で月に1回は山に行こう、ということなんです。
(その他に妻と月に1回でもいければ、月2回と理想的なパターンになるかな、と思っています。)
この山登りの仲間は仕事つながりなんですが、全員初心者なんです。特に半分は登山経験が今のところ1~2回と、未経験者に近いところがありまして、その分、楽しんで参加してくれていそうです。私としてもそれがまた楽しいところもあります。
1月は雪山ハイキングも予定しています。しかし、雪山となると装備が必要になってきますよね。未経験者に近い人たちは当然冬山装備などあるはずもなく。
当然ですが安全で無理をしない計画を建てていきますが、それでも必要だと私が思うものをピックアップして、このブログに載せることで仲間に伝達できるのではないかな、と思い、今書いている、というわけです。
必須だと思うもの。
1 サングラス
できれば偏光グラスを使っているもの。こだわりがなければ安いものでも可。晴れている雪山では必須だと思って下さい。吹雪いているときはゴーグルの方がよいですが、吹雪いたときは多分中止にします。
2 防寒手袋
手袋って意外に高いですが、指先が一番凍傷になりやすいので。冬用の手袋は私もいくつか持っています。
この辺まであると完璧なのかもしれませんが、私もまだこのグローブを使わざるを得ない場面に遭遇していません。ま、晴れていたせいもあるのですが、マムートのシェルターマーズグローブで事足りてしまっていました。
ただ、山で本当に寒いときにはこれ1つでは無理があります。そのため、私は、「防寒テムレス」+「毛糸のインナーグラブ」のコンビを用意しています。
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(ちなみに№282が防寒、№281は普通のテムレスなのでお間違えなく。また、定価は1598円(税込み)のようです。)
去年から色もブラックが出ていますね。私の持っているインナーは、
こちらになります。インナーがないと冷たいと思いますので、こちらも必須です。テムレスとインナーとのセットでも3,000円ちょいなので、安いと思って下さい。あ、スキーグラブがあれば取りあえずそれでもいいと思います。
3 顔を防護するもの
鼻や耳は凍傷になりやすいですし、防護しないといけません。そこで「耳まで隠れる帽子」+「ネックウォーマー」か「バラクラバ」が必要になります。
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バラクラバとはこういうものです。 目出し帽ってやつですね。
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本当に厳しいときは、バラクラバの上から帽子とか被るみたいです。また、バラクラバは種類によって、頭部分だけを脱ぐことでネックウォーマー的な使い方をすることもできます。(目出し部分の縫い方によってできないものもあるので注意)
4 厚手の靴下
普通に登山用厚手の靴下は持っていると思いますが、もし持っていなかったら買った方がいいかも。少なくとも「厚手」以上のものを履いて下さい。
あった方がいいもの
1 チェーンスパイク
スノーシューをレンタルする予定の入笠山や霧ヶ峰では不要ですが、北横岳や厳冬期~残雪期の低山ではあった方がいいものです。(1月は入笠山も霧ヶ峰も雪が少ないようなので、北横岳に変更しようかと思っています。)
アイゼン(クランポン)なら12本爪をお勧めしますが、今年はアイゼンが必要な山には行かない予定です。
2 スキンメッシュシャツ
衣類は、レイヤー(重ね着)によって暑さを管理します。分かりやすく書いてあるのは、ファイントラックのページなので、貼っておきます。
私もスキンメッシュは3枚持っています。
冬山は、運動中に汗をかくと休憩中に急速に冷えてしまいます。もうそうなったら寒くて寒くて仕方なくなるでしょう。このスキンメッシュは汗を吸い取って外に出してくれるという機能を持つものです。
なお、ユニクロヒートテックは、暖かいのですが汗をかいたら湿ったままになる(速乾性が低い)ので、お勧めできないです。
2-2 速乾拡散シャツ
スキンメッシュで外に汗を出してもその上に綿のシャツなどを着ているとそこで濡れたままになってしまい、スキンメッシュの機能が十分に発揮できません。そのため、スキンメッシュの上に着るシャツは汗を拡散してくれるものがいいとされています。
2-3 2-2の上には、フリースとかダウンを着ることになります。山用のものの方が機能的にも暖かさでも数段上を行きますのでお勧めですが、値段が高いので、私らの行く範囲ならユニクロでもありだと思っています。
www.uniqlo.com
2-4 風が強い、雪が降っている、座って休憩をする、といったような場合には、2-3の上にいつも着ているソフトシェル(orウィンドブレーカー)を着ます。それで寒い場合には、その上からハードシェル(orレインウェア)を着ることになります。
3 スパッツ
オーバーシェルタイプのパンツを履いていない限り、雪があると靴の中に入り込み冷たい思いをします。また、チェーンスパイク程度なら大丈夫だと思いますが、アイゼンの爪を反対側の足の内側にひっかけて転んだり、パンツの裾を破ってしまったりします。そのため、スパッツは必須に近いくらい必要かなと思います。
私は、アイゼンを履いたときの内側のガードがしっかりしていると思ったモンベルのアルパインスパッツを持っています。普通のスパッツにはガードがありませんが、取りあえず安いものでも持っていると、富士山に行ったときに役立ちますよ(富士山ではスパッツは必須と思った方がいいです。)
終わりに
私らがこの冬に行く山では、取りあえずヘルメット、ピッケル、12本爪アイゼンは不要ですが、以上のものがあると快適で安全なハイキングが楽しめるのではないかな、と思います。何せ、霧ヶ峰でも気温はマイナス10度を楽に下回りますし、冬山は風が強いですしね。
なお、パンツは、「冬用タイツ(含むユニクロヒートテック)」+「3シーズンの山用パンツ」でもなんとかなるかと思います(スキーズボンがあればそれでもいいと思いますが、多分暑い。)。私は、この冬、ミレーの冬パンツを買ってしまいました。
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