forestline’s blog

山にはまったダイバーのブログです。

美ヶ原高原

前回の燕岳から1ヶ月。

久しぶりに登山に行きたいなあ、ということで、天狗岳を目指しました。

しかし、起きるのが遅かったため、途中の八ヶ岳PAで山座同定しながらしばし思案。。

 

結局、楽に歩けて所要時間も少ない美ヶ原高原に向かうことに決定。

 

まずは、山本小屋に向かいました。

どこだかの情報で、山本小屋の駐車場は宿泊者のみ、とか書いてあったような気がしていたので、ちょっと心配だったのですが、普通に停めることができました。積雪時だけの話だったのかもしれません。

 

山本小屋の脇を抜けると、普通の砂利道が続いています。ずーっとまっすぐ続いています。

 

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両脇は牧場になっていて、馬や牛が放牧されています。

 

 

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左を見れば南アルプスや富士山が

 

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右を見れば北アルプス

 

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何というか、決して登山ではないけれど、遮るものがなくて、「こういうところもあるんだなぁ」と思いました。

 

途中にある美しの塔。鐘を鳴らすことができます。

 

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遠くに見えるのが王ヶ頭ホテル。周りの電波塔がお城の塔のようです。

 

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しかし、のんびりしたまさに高原といった感じの道。

 

時々バスが走ってきます。山本小屋の駐車場とホテルを結ぶのでしょう。

 

散歩気分のまま、王ヶ頭ホテルに。ホテルの脇を進むと鳥居と神様?がいらっしゃいます。

 

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そしてそのすぐ先に王ヶ頭(美ヶ原山頂)です。

 

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百名山ゲットです。

八ヶ岳-富士山-南アルプス中央アルプス北アルプス後立山連峰と全部見えました。こんなところからも富士山見えるんですね。燕からも見えたから当たり前か。。。(写真は富士山は写ってないですが。)

 

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しかし、景色は百名山にふさわしいけど。

登山はしてない。

 

今日はクッカーすら持ってきてない。お昼は王ヶ頭ホテルで食べることにしていました。でも、王ヶ頭ホテルでの食事もまだできる時間になってないので、王ヶ鼻に向かいます。

 

ちょっとだけ登山っぽい道になります。でも、坂を下りたらまた舗装路。

 

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次はダートにはなるけれど、それこそ革靴でも何とかなるレベルの道。

 

 

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そんな道を歩いて行けば、間もなく王ヶ鼻に到着します。

 

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ちょっとだけ北アルプスに近づいたから、槍ヶ岳っぽいのが見えます。望遠で撮ってやりました。望遠で見たら、やっぱり槍ヶ岳でした。槍ヶ岳はすごいな。どこから見ても槍って分かるし。富士山の方がすごいけど。

 

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王ヶ頭ホテルではカレーを食べました。

うん、もし次に来たら違うものを食べよう、と思いました。

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ということで美ヶ原。ここは、本でも持って、のんびり過ごすのが正解な山、、、ではなく高原です。山本小屋の標高は1,942m。王ヶ頭の標高は2,034m。標高差92m。(笑)最強の百名山登山でした。

 

で、帰りは温泉に入ろうと思い、色々探したんですが、茅野方面だと県道67号の扉温泉がいいかなって思ったのです。

しかし、県道67号はなんと土砂崩れで通行止めになっており、結局、下諏訪まで下りて公衆浴場に入りました。「旦過の湯」ってところなんですが、ここはまさに地元民の温泉でした。

 

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入浴客の割合で言えば、95%が地元民。そして地元民同士仲がいいので、アウトサイダー感が半端ありませんでした。笑

 

旦過の湯と言えば、高温の湯船があることで知られているようです。その温度は47度。

「あんた、県内の人?違うよねえ。俺は毎日ここに来てるんだ。なあ、ちょっとこっちのお湯入ってみなよ。話の種にさあ。俺は入らないけどね。」と言われました(あんたは入らないのかい!)が、話の種にも入れない熱さ。だって、浴槽から床にこぼれたお湯さえ熱くてそこは踏めないレベルですよ。。しかし、じっと入っているお爺さんもいるんだから、すごいよねえ。

 

47度のお湯は入れなかったけど、隣の43度のお湯で暖まりました。十分熱いです。

 

湯上がり後はせっかくなので、すぐそばにある諏訪大社の下社秋宮にお参りに行きました。16時過ぎなのに、結構人がいました。

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そう、諏訪大社なので、例の柱に乗ってロデオをする御柱祭で使った柱が奉られているのです。ここ秋宮にも本殿の四隅に4本ありました。

 

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諏訪大社をお参りした後は、夕食。諏訪と言えば、ほうとう!ということで念願の小作に行きました。ほうとうって、大盛りがないんですよね。ここだけかもしれないけど。だから、足りないかなーと思ったんですが、いやいや、十分量がありましたね。そこそこお腹いっぱいになりましたし、めちゃくちゃ熱いし、具がたくさんあるので食べるのに時間を要しました。麺類を食すのに今までで一番時間を要した気がします。

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その後は帰路についたのですが、何となく余裕というか余韻というか。

全部下道で帰ってしまいました。楽しかったけれど、5時間以上かかり、帰宅は23時近くでした。