forestline’s blog

山にはまったダイバーのブログです。

カメラバッグ パーゴワークス フォーカス

以前は、登山中のカメラの携行としては、ザックにぶら下げるストラップを使用していた。 

 このタイプは片方がホックに、片方がバックルになっているタイプで、ザックのショルダー部分にあるD環にTKストラップのホックをくぐらせて取り付け、方やカメラのストラップにバックルのメスを取り付けて使用する。

 

最初はD環のある60+10リットルの大きなザックを使用していたものの、大きすぎて重いことから、小屋泊では40+10リットル、メインの日帰りでは30リットルと小さいザックを使用している。これらのザックにはD環がない。

そのため、色々工夫して取り付けてはいたものの、長さが微妙に合わなかったり、長さを確保するために別のストラップを介すと長すぎてブラブラしてしまったりして、どうにも塩梅が悪い。

 

特に、メインカメラをE-PL3からE-M1MarkⅡにし、レンズもM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROを付けっぱなしにするようになってからは、サイズも重さも大幅に大きくなってしまい、ストラップを首にかけて登ると振り子のようにブラブラして岩場等ではカメラをぶつけそうになったりしていた。

 

カメラザックとしては、Thule Covert Backpackも所持しているが、機能や重量的に登山用としては無理がある。 

 

何かいいものはないものか、と日頃探していて見つけたのが、このパーゴワークスのフォーカスである。

 

パーゴワークスのフォーカスは一時販売終了となり、その代わりにスウィングLというバッグが販売された。スウィングにはS~Lがあるが、Lのみカメラ用のインナーが別売されていることからすると、カメラ用はLということになるのだろう。

 

PaaGo WORKS SW01 スイング L ブルー

PaaGo WORKS SW01 スイング L ブルー

 

 

 

パーゴワークスの公式WEBによれば、スウィングLにはミラーレスカメラ、小型DSLRを入れることができ、フォーカスには、70Dが入るという。

 

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フォーカスに70Dが入るなら、いくら大きいとは言えミラーレスカメラであるE-M1MarkⅡならスウィングLでもよさそうなものだが、相方の持っているスウィングMのサイズを見ると不安である。

 

そのため、大いに悩んだ末、フォーカスに決めたのであった。

しかし、フォーカスはamazonにも楽天にもYahoo!にも在庫がなく、好日山荘モンベルショップにもない。公式のWEBサイトのWEBショップでは、フォーカスの限定カラー(迷彩色)しかなく、更に悩んだ末にフォーカスの限定カラーの購入に踏み切った。

(公式WEBで購入すると、限定カラーで割高+振込手数料+送料で1万円を超える。)

 

注文が土曜日だったため、入金確認が月曜日、出荷が火曜日、到着が水曜日であった。

 

フォーカスLTD外観

 

インナーバッグを取り外したところ

 

カメラとの大きさ比較

 

中に奥まで入れてみたところ。最奥まで入れるには、まさに押し込む感じ。結構狭くて入れづらい。入れると出しにくい。

 

最奥ではなく、適当に入れたところ。これでもふたはバックルが伸びるために閉めることができる。このくらいだと出し入れしやすい。

最初は、押し込むとカメラの肩の部分が出すときに引っかかって出すのに苦労するほどであったため、インナーを外して使用しようかと考えていたのだが、深さに若干余裕があるため、適当な入れ方で使用することができた。

E-M1MarkⅡより全高がある(90.9mm超)カメラの場合(70Dは104.3mm)には、インナーを入れたフォーカスでも窮屈そうだ。(インナーを外して使うなら70Dでも問題なさげ)

 

このフォーカスの場合、首から正面に下げても、肩掛けとしても、ザックに取り付けとしても使用できるのが素晴らしい。特にザックに取り付けた場合、ウェストハーネスを通してフォーカスがぶらぶらしないようにもできる。これも素晴らしい。

ためしに、日帰り登山のメインザック、ミレーのベノム30に取り付けてみたが、非常にいい感じであった。 

 

 メインポケットはカメラを入れたら、さすがに他には入りそうもない。

しかし、その他キーを入れるポケット、その他の小さいポケット(たばこが1箱入るくらいか)、二つ折りの財布が入りそうなポケット、スマホが入りそうなポケット、薄い地図くらいが入りそうな幅広のポケットがある。ザックを下ろして休憩するとき、このフォーカスに貴重品をまとめておけば、そのままフォーカスのみもって山小屋へ入ることが可能になりそうだ。

実際に持って山に行くとまた気づくことがあるかもしれないが、今のところ、やっと落ち着くところに落ち着いたカメラバッグを得ることができたかもしれないと思っている。