谷川岳トレッキング(9月23日)
早くに寝て午後11時に起床。
午後11時20分出発。
東名からできたばかりの圏央道を経て関越道へ。
赤城高原SAに午前3時着。当日の朝食と弁当,水を買い込んで2時間ほど仮眠を取り,朝食,トイレを済ませて午前6時出発。
谷川岳ロープウェイベースプラザに午前6時50分着。
午前7時10分ロープウェイ搭乗。
午前7時30分天神平着。
いい天気です。
ロープウェイ出口から谷川岳山頂のトマノ耳とオキノ耳がよく見えます。
気温が低く,10度を割っていますので,シャツとフリースを着込んで出発。
最初はなだらかな坂が続きます。時折ある木道も階段部分はありますが,それほど段差はありません。
林が切れる箇所では山が見え隠れします。
途中,岩を登る箇所がありますが,大変ではありません。ところどころ手を使って上がっていきます。
鎖場が数カ所あります。崖のそばを通ることもあります。怖い場所ではないけれど,山なので当たり前かもしれませんがもし万が一落ちたら無事では済みません。
午前8時30分,熊穴沢避難小屋着。マイペース,マイペース。
ここで一服したり,実家にメールしたり,写真を撮ったりして小休止。
さて,出発。熊穴沢避難小屋から肩の小屋までがこのトレッキングコースでの本当の登りになります。
森林限界を過ぎて岩山の尾根筋を歩きます。
時折,崖っぷちの岩で小休止をして,山を愛でたりしながら登っていきます。
この足の下は数百メートルの崖に(;゜ロ゜)
結構,こんなところでもたくさんの人が休んでいたりします。
午前9時20分,天狗のとまり場です。聞いたことのある場所に来ると嬉しくなります。
時折急な登りや岩登りがありますが,それを抜けて熊笹に囲まれた道を行くと,紅葉が始まっていました。
谷川岳のお隣の万太郎山の斜面が真っ赤になっていて。誰かが植えたわけでもなかろうに,不思議な美しさです。
ちょっと見,怪我しているみたいにも(;゜ロ゜)
なかなかしんどくなって来ましたが,ヒーハーしながら,午前10時,肩の小屋到着。
肩の小屋では管理人さんもいて,食事も取ることができます。トイレもあります。外にテーブルもあります。
ですが,段々人が多くなってきていて,テーブルなどに座ることはできず,地べたに座って休憩。
ここからも万太郎山がとっても綺麗に見えます。
どうです?綺麗でしょう?
ここから谷川岳の山頂であるトマノ耳,オキノ耳まではすぐ,のはずだったのですが,何分混んでいて。
片側一方通行状態があちこちで出ていました。
急いで登っても仕方ないし,時間的には余裕があるので,ゆっくり,ゆっくり行きます。
だって,綺麗な風景,急いで登ることだけに傾注していたらもったいないですって。
そして,午前11時,トマノ耳着。谷川岳の頂点の一つに立ちました!
ここ,実は撮影は順番待ちでした(笑)
次は,トマの耳を降りてオキの耳へ向かいます。道が狭くて渋滞がそこかしこで。
振り返ってトマの耳を見ると,こんな感じ。
オキの耳に向かう道も景色が素晴らしい。
まあ,こういう平坦なところじゃないと写真も撮っていられないわけですが。
そして午前11時20分,谷川岳の最高峰トマの耳登頂!
ここも写真渋滞でした(笑)
この標の後ろ辺りが空いていたので,座ってお昼ご飯に。
ふー,疲れた疲れた。
と,その時。気が緩んでいたのでしょう。嫁さんのストックを崖から落としました。
10m下に落ちていますが,もちろん取りには行けません。嫁さんにも悪いことをしたけれど,それ以上に谷川岳に申し訳ないことをしてしまいました。・゚・(ノω;`)・゚・ヴぅ゙ぅ゙ぅ゙ヴ
落ちたら助からないでしょう。
しかし,空が青い。ここ夏休みには3000m級の山に行き,ほんとの空を見上げてきたのですが,2000m級の谷川岳の空もまた,絶景でした。
お昼を食べて,大休止を取り,そろそろ帰りますか。名残惜しいけど。
トマの耳に戻る道すがら,振り返って,素晴らしい紅葉をもう一枚。
肩の小屋で恒例の携帯ストラップのお土産を買い,少し休んで帰途につきました。
これは,行きには見逃してたザンゲ岩。
この日は天気がすごく良くて,帽子を被っていなかったので日射病になったんじゃないかと思うくらい。
帰り道,ふらふらしちゃいました。水分はこの行程で2リットル摂りました。
ずいぶん汗もかきました。
帰りはスピードが遅くなり,休み休みになってしまったけれど,いつも思う「もう山なんか絶対登らない!」とは思いませんでした。
嫁さんがトイレに行きたいから先に行くね!と行ってしまったので,花の写真などを撮りつついっそうゆっくりに(笑)
花の名前は分からないけれど,こんな環境の厳しいところでも小さく可憐な花をつけて生きているんだなぁ。。。シミジミ
さて,明日は一の倉沢出会いまで旧国道を歩いてみよう。