forestline’s blog

山にはまったダイバーのブログです。

西穂高独標(独標~中尾泊~帰宅)

最初の難関は、独標の岩山降りでした。

 

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13:26PM
恐る恐る垂直に近い壁を降りて行きます。

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13:29
足場を探して一歩一歩

何とか独標を降り、へそを越え、ゴロタを降りて行きます。下りで一歩足を下ろしたときに力がかかり、更にゴロタがぐらぐらするので、足に負担がかかります。
下りもきつい。丸山の手前で休憩を取ります。

その後は一気に山荘まで。雲行きが一層怪しくなってきており、嫁さんが急かすので、山荘ではちょっと腰を下ろしただけで出発します。
山荘から下は森の中を進みます。とは言え、川の源流を下るような足元です。

嫁さんに休憩を要求しましたが、まだ休むの?!と言われてしまい、立ったまま小休止。早くロープウェイの駅に着きたいようです・・・。確かに霧がすごく出てきた。

大分進んだ辺りで、雨が降って来ました。雷はなかったのが救いかな。

雨はだんだん強くなり、登山計画書を書いた小屋にたどり着いたときには、カメラをバッグにしまわないといけないほどに。

ここでレインウェアを着てリュックにカバーを装着。あともう少し。がんばれ、俺!

ロープウェイ駅についた頃には雨も上がり、レインウェア着てた時間はほんの少し(笑)
ま、でも役に立った。

ロープウェイに乗って、山を降ります。

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16:24

乗り場で少し休憩。飛騨牛の串焼きを食べた!うまかった!

車に戻り、今日の宿泊場所「山の旅舎 中尾平」です。

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16:48
到着後、ロビーでお茶と自家製ゼリーでおもてなしを受け、館内の説明をしてもらいました。

館内、アンティークの家具や什器が飾ってあり、いい雰囲気。オーナーも笑顔が柔らかいいい人です。

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食事は和風が中心ですが、創作料理でとてもおいしかった。和食はいつもほとんど食べないのですが、全て平らげました。

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ここの温泉は、内風呂が4つ、露天風呂が2つあります。全て貸切です。

内風呂の4つのうち2つは大きめのお風呂で6人くらいまでゆったり入れるかな。
後の2つは小さいお風呂でゆったりは2人くらいまでだそうです。
内風呂に入るときに、入り口に置いてある表示を使用中にし、中から鍵をかけられます。

露天風呂は、内の湯と奥の湯の2つがあります。内の湯は洗い場まで屋根があります。奥の湯は森の中にぽつんとお風呂があるという感じ。どちらも脱衣所はあり、入り口には鍵がかかります。
露天風呂に入るときには、ロビーにある脱衣所入り口の鍵と懐中電灯を持って行きます。鍵が無ければ使用中だと分かるってこと。

夕食後、奥の湯へ行きました。

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19:52PM
ホテルの外観がいい雰囲気

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19:55
奥の湯、湯船付近はかなり暗いです。手ぶれしまくり。

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19:55
フラッシュを焚いてみる。ああ、こんな感じのお風呂だったのですね(爆)
暗くて見えないので分からなかったのです。

相当疲れていたし、前日ほぼ徹夜だったこともあって、21時には爆睡。
途中3時頃に目が覚めてロビーに出て窓をあけて一服していたら、寒くなっちゃった。そのため再び就寝。

翌朝6時半に目が覚め、露天風呂が塞がっていたので散歩にでかけました。

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6:55AM

天気がよくていい気持ちです。

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6:56AM

ところどころに温泉の湯気が沸いています。

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7:04AM

気温は16度かな?風も無いので寒くは感じません。

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内の湯が空いたので、入りに行きます。

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7:10AM

内の湯はこんな感じ。よかったですよ。

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十分温まった後、ホテルに戻ります。途中朝日の木漏れ日が何ときれいなことか…

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花も綺麗に咲いています

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さて、朝食はこんな感じ

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8:10AM
朝食は、7時半、8時、8時半の時間帯から選べます。うちらは8時にしていました。

朝食もおいしかったです。全部平らげました。

その後チェックアウト。いいホテルでした。また来たい。

さて、この日は特に予定なく、何となく平湯大滝に行って見ることに。

何だか悔しいくらいに天気がよくて暑いです。

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10:21AM


駐車場入り口で駐車場代ではなく施設整備費のようなものを取られます。公園内は広く、滝まで散歩がてら歩いていくことに。

園内、小川が流れ

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10:30AM

ススキが揺られ

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たどりついた平湯大滝。大きい!

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10:47AM

その後、お土産を買い、縁内の日本そば屋さんがなかなか開かないため、帰路に着きました。

途中、いつも買う露店営業のりんご屋さんからりんごを買い

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12:48PM

富士経由で帰ることにしたので、甲府南で中央道を出て、露店屋で桃を買い、旧上九一色村を通過します。
国道138号沿いの道の駅朝霧高原でトイレ、ソフトクリーム、お土産を買い、少し走ったところで富士山を撮影。

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15:43PM

やはり富士山を見ると帰ってきたなーと思うのは、大分静岡県民に染まってきたということでしょうか(笑)

ということで、この旅を終えました。
独標はきつかった。体力不足と寝不足を痛感しました。
それでも頑張った俺はえらい!すごい!と心自画自賛していたのですが、ところが…

夕食の時ホテルのオーナーと話していたところ

「ここらの5,6年生は学校行事で毎年独標に登るんですよー」


あんなに苦労したのに…さすが地元小学生恐るべし。。。