山飯(その1)
私たちは、山飯と言ってもカップラーメン持参でそれを食べる、というのが今まで多くて、せいぜい、煮込みラーメンと野菜をゆでて食べるくらいです。
その昔、バイクでツーリングをしていたときには、テン泊でコッフェルで白飯を炊いてカレーを作ったりしていましたが、荷物が制限される登山では、やったことがありません。
カップラーメンも飽きてきたので、以前焼岳に行ったときにフリーズドライに挑戦してみたのですが、美味しい!にはイマイチでした。が、今や山ショップ以外の普通のスーパーや無印良品にもフリーズドライの食品が売っていて、美味しそうです。で、私たちの荷物をできるだけ軽くして食器の洗浄もほぼしないで済むようにという山スタイルの中で、フリーズドライがどれだけ有用性があるのか、極めて個人的で主観的な観点から調べてみたいと思います。
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新倉山浅間公園から夜景を見る
6月3日は天狗岳に登ろうとして寝坊したため、美ヶ原高原に行きました。
6月10日に天狗岳に登ろうとしたのですが、天気が悪いようです。さて、どこに行こうかと相方の希望を聞いてみたところ、出てきたのが新倉山浅間公園。
ここは、中央道河口湖線から見えるところで、夜だと参道が明かりに照らされてなかなか雰囲気のいい場所に見えます。
ここの公園は新倉山浅間神社が山のふもとにあり、そこから咲くや姫階段という398段の階段を登ると、忠霊塔があります。
桜の名所になっていて、桜の時期は大賑わいになるようです。
桜の時期以外の混雑は特になさそうで、ふもとの無料駐車場も24時間駐車可という優れものです。
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美ヶ原高原
前回の燕岳から1ヶ月。
久しぶりに登山に行きたいなあ、ということで、天狗岳を目指しました。
しかし、起きるのが遅かったため、途中の八ヶ岳PAで山座同定しながらしばし思案。。
結局、楽に歩けて所要時間も少ない美ヶ原高原に向かうことに決定。
まずは、山本小屋に向かいました。
どこだかの情報で、山本小屋の駐車場は宿泊者のみ、とか書いてあったような気がしていたので、ちょっと心配だったのですが、普通に停めることができました。積雪時だけの話だったのかもしれません。
山本小屋の脇を抜けると、普通の砂利道が続いています。ずーっとまっすぐ続いています。
両脇は牧場になっていて、馬や牛が放牧されています。
左を見れば南アルプスや富士山が
右を見れば北アルプスが
何というか、決して登山ではないけれど、遮るものがなくて、「こういうところもあるんだなぁ」と思いました。
途中にある美しの塔。鐘を鳴らすことができます。
遠くに見えるのが王ヶ頭ホテル。周りの電波塔がお城の塔のようです。
しかし、のんびりしたまさに高原といった感じの道。
時々バスが走ってきます。山本小屋の駐車場とホテルを結ぶのでしょう。
散歩気分のまま、王ヶ頭ホテルに。ホテルの脇を進むと鳥居と神様?がいらっしゃいます。
そしてそのすぐ先に王ヶ頭(美ヶ原山頂)です。
百名山ゲットです。
八ヶ岳-富士山-南アルプス-中央アルプス-北アルプス-後立山連峰と全部見えました。こんなところからも富士山見えるんですね。燕からも見えたから当たり前か。。。(写真は富士山は写ってないですが。)
しかし、景色は百名山にふさわしいけど。
登山はしてない。
今日はクッカーすら持ってきてない。お昼は王ヶ頭ホテルで食べることにしていました。でも、王ヶ頭ホテルでの食事もまだできる時間になってないので、王ヶ鼻に向かいます。
ちょっとだけ登山っぽい道になります。でも、坂を下りたらまた舗装路。
次はダートにはなるけれど、それこそ革靴でも何とかなるレベルの道。
そんな道を歩いて行けば、間もなく王ヶ鼻に到着します。
ちょっとだけ北アルプスに近づいたから、槍ヶ岳っぽいのが見えます。望遠で撮ってやりました。望遠で見たら、やっぱり槍ヶ岳でした。槍ヶ岳はすごいな。どこから見ても槍って分かるし。富士山の方がすごいけど。
王ヶ頭ホテルではカレーを食べました。
うん、もし次に来たら違うものを食べよう、と思いました。
ということで美ヶ原。ここは、本でも持って、のんびり過ごすのが正解な山、、、ではなく高原です。山本小屋の標高は1,942m。王ヶ頭の標高は2,034m。標高差92m。(笑)最強の百名山登山でした。
で、帰りは温泉に入ろうと思い、色々探したんですが、茅野方面だと県道67号の扉温泉がいいかなって思ったのです。
しかし、県道67号はなんと土砂崩れで通行止めになっており、結局、下諏訪まで下りて公衆浴場に入りました。「旦過の湯」ってところなんですが、ここはまさに地元民の温泉でした。
入浴客の割合で言えば、95%が地元民。そして地元民同士仲がいいので、アウトサイダー感が半端ありませんでした。笑
旦過の湯と言えば、高温の湯船があることで知られているようです。その温度は47度。
「あんた、県内の人?違うよねえ。俺は毎日ここに来てるんだ。なあ、ちょっとこっちのお湯入ってみなよ。話の種にさあ。俺は入らないけどね。」と言われました(あんたは入らないのかい!)が、話の種にも入れない熱さ。だって、浴槽から床にこぼれたお湯さえ熱くてそこは踏めないレベルですよ。。しかし、じっと入っているお爺さんもいるんだから、すごいよねえ。
47度のお湯は入れなかったけど、隣の43度のお湯で暖まりました。十分熱いです。
湯上がり後はせっかくなので、すぐそばにある諏訪大社の下社秋宮にお参りに行きました。16時過ぎなのに、結構人がいました。
そう、諏訪大社なので、例の柱に乗ってロデオをする御柱祭で使った柱が奉られているのです。ここ秋宮にも本殿の四隅に4本ありました。
諏訪大社をお参りした後は、夕食。諏訪と言えば、ほうとう!ということで念願の小作に行きました。ほうとうって、大盛りがないんですよね。ここだけかもしれないけど。だから、足りないかなーと思ったんですが、いやいや、十分量がありましたね。そこそこお腹いっぱいになりましたし、めちゃくちゃ熱いし、具がたくさんあるので食べるのに時間を要しました。麺類を食すのに今までで一番時間を要した気がします。
その後は帰路についたのですが、何となく余裕というか余韻というか。
全部下道で帰ってしまいました。楽しかったけれど、5時間以上かかり、帰宅は23時近くでした。
箱根満喫
みなさんこんにちは。
5月7日の藤に続いて、躑躅を見に行きました。私らが毎年見に行く躑躅は、山のホテルの躑躅です。今の時期は「ツツジ&しゃくなげフェア」というのをやっていて、いつもは無料の庭園もこの時ばかりは、大人1人800円ふんだくられます。
藤と同じくツツジも今年は開花が遅いらしく、14日の今日でもまだ5分咲きのようです。天気も快晴ではなく、ツツジの写真写りも今ひとつな予想をしていましたが、かといって、来週の土日に雨が降らないとも限らないので、本日出発です。時刻は8時30分少し前でした。
私が住んでいる場所から箱根は意外と近くて、PTP(parking to parking)(←私が作った造語)で30分少々です。って書くとえらい近いですね。もっと箱根に遊びにいくべきだな。。
例年、少し離れた恩賜公園に車を停めていますが、今年もそこに駐車し、そこから芦ノ湖を眺め、写真を撮りながら山のホテルまで30分ほど歩いて向かいます。
今日はどこの駐車場も空いていて、無料駐車場まで空いていました。ま、散歩だと思えばいいか。
こんな石垣があったり。
何かよく分からない碑があったり。
賽の河原があったり。
賽の河原の説明を読んだり。
この区画が逆に異様な場の雰囲気を醸し出していました。
その他にも
箱根神社手前では大きな石灯籠があったりして、それなりに楽しい散歩道です。
山のホテルに着くと、まだ9時半過ぎなためか、天気が快晴ってわけじゃないからか、まだ五分咲きだからか、それほど混んでいませんでした。
でも見た目、五分よりもう少し咲いているようです。来て良かったかも。
こんなのや
派手で目に優しくないが、綺麗。
白い藤もあったり。
これもツツジ?
雨上がりなので水滴を、1枚
水滴の真ん中に太陽がいっぱい
水滴に写った景色を撮りたかったけれど、そこまで寄せることはできませんでした。macroレンズ持ってくればよかったかな。
バラ園はこんな感じにすっきりに変わってしまっていました。
と、そんな感じの山のホテルでありました。
続いて、向かったのが
どーん。宮ノ下の富士屋ホテル。目的は食パンをゲットすることです。
で、食パン(+その他のパンも数種類)はホテル隣のPICOT(富士屋ホテルのベーカリー)でさくっと買ってしまったのですが、せっかくなのでホテルの中に。
そして、お腹が空いたので、ランチ。。。は高いのでラウンジへ。
私の頼んだのが、「チャップリンブリン」。左がプリンなのですが、チャップリンの形をしているんですね。帽子にひげ。ステッキに靴まで。
右が紅茶のシフォンケーキと生クリーム。どちらも美味しゅうございました。
ここのラウンジは、コーヒーがお代わり自由なので、長居をしそうになってしまいますが、この後庭園を回って、温泉にも行く予定があるので、お代わりは一回だけにしておきます。
なお、プリンのお皿の左側に何やら書かれているメモが置いてありますが、これは、、
なんと、このテーブルは、ジョンとヨーコが座った席なんですって。
案内してくれたホテルの人、いい席をありがとう!
さて、富士屋ホテルもクラシックホテルですが、建て増しをしているんですかね?
こんな建物や
こんな建物もあるんです。だからなんだということもないのですが。
写真はないんですが、クラシックホテルの仲間達、みたいなポスターが館内に貼られていまして、ひとつに横浜のホテルニューグランドがありました。私らがしょっちゅう目にしていて、結婚式もやったホテルですので、当然思い入れがあります。その仲間ってことは、うん、親しみを感じてしまったぞ。
庭園はラウンジの脇の扉から入ることができます。
左右に階段があって、結構上にまで登っていけます。うちらは看板のない左から上がりました。
奥に水車小屋もありました。
スローシャッターで撮ってみました。すごい回転で水車が回っているようだ。。
歩いて行くとトンボがいたり
こんな花があったり
こんな花も咲いていました。
さて、庭園も満喫したのでそろそろ、温泉に行くことにします。その前に、もう一軒食パンを買いたい店が。
渡邊ベーカリーさんです。
ま、富士屋ホテルのすぐそばなんですが。私はよく知らないのですが、箱根駅伝の時にパンを振る舞うんだそうで?
美味しそうなので食パン以外にも、いくつかパンを買って、温泉へ。
最初は、箱根高原ホテルに行くつもりだったんですが
本日、立ち寄り湯休業、との看板により、急遽箱根レイクホテルにしました。
一人1,200円とちょっと高かったですが、アメニティは充実していました。ただし、バスタオルはついていません。有料レンタルはあります。
温泉は内湯が1つに露天の大が1つ、タルが2つ、入りませんでしたが多分サウナも屋外に設けられていたようです。洗い場は10区画くらい。シャワーはレバー式で時間で自動で止まるタイプですが、一回押した時の時間が結構長くて使いやすかったです。
私は露天のタルに入って少しだけ眠ってしまいました。目が覚めて焦りましたが、空いていたので迷惑にはならなかったようです。
結構しゃれたホテルです。
ということで、箱根をゆっくり周遊して遊びましたが、午後3時には帰宅できました。やっぱり箱根は近いなあ。また、遊びに行こう。